「あげる・もらう・くれる」基本形・Level 1
作成日:2026-03-08(第5弾スタイル準拠・改訂版)
想定尺:約10〜12分
言語:やさしい日本語(JP直接法)/EN・ES CC字幕用
[0:00 - 0:45 THE HOOK]
こんにちは。Keigoです。
ちょっと、想像してください。
誕生日パーティーがあります。
友達がプレゼントをくれました。
日本語で言いたいです。
でも……どの動詞を使いますか?
「あげる」?
「もらう」?
「くれる」?
3つとも、プレゼントの話ができます。
でも、使い方がちがいます。
(スライド:間違った文を表示)
「マリアさんは僕にプレゼントをあげました。」
…おかしいですね。
マリアさんがプレゼントをくれたのに、「あげました」。
どうして間違いなのか、今日わかります。
(スライド:矢印図を表示)
キーワードは、「矢印の向き」です。
この矢印を覚えたら、3つとも完璧になります。
いきましょう。
[0:45 - 1:30 矢印の地図]
見てください。
(ホワイトボード)
`
僕 ──→ あなた :あげる
僕 ←── あなた :くれる
僕 ← (受け取る):もらう
`
矢印が「外に向かっている」→ あげる
矢印が「自分に向かっている」→ くれる
自分が「受け取る」視点 → もらう
今日、この3つを全部練習します。
ちょっと待ってください。
「あげる」「もらう」「くれる」の前に、30秒だけ。
日本語では、「誰から誰へ」がとても大事です。
これを忘れると、文が変になります。
これを覚えると、全部わかります。
準備はいいですか? では1つ目。
[1:30 - 4:00 矢印①:あげる]
(スライド:「矢印① あげる」)
まず「あげる」。
あげる = 自分から外へ。
自分が主語で、誰かに何かをわたします。
(黒板に書く)
> 僕は [人] に [もの] を あげます。
助詞を確認します。
「に」は相手の人。「を」はわたすもの。
(例文1つ目)
> 僕はマリアさんにチョコレートをあげました。
僕 → マリアさん。外向きの矢印です。これが「あげる」。
(例文2つ目)
> タロウくんはお母さんに花をあげました。
タロウくん → お母さん。外向きの矢印。「あげる」。
(例文3つ目)
> 友達に誕生日カードをあげました。
「僕は」は言わなくてもOKです。省略できます。
(ポイントを強調)
大事なことを言います。
「あげる」は、自分が動いているときだけ使います。
相手が動いているとき、「あげる」は使えません。
たとえば。
マリアさんが僕にプレゼントをくれました。
このとき、僕は「あげる」を使ってはいけません。
どうして?
矢印が「僕に」向かっているから。
この話は、3つ目でします。まず2つ目へ。
[4:00 - 6:30 矢印②:もらう]
(スライド:「矢印② もらう」)
次は「もらう」。
もらう = 受け取り手の視点。
自分が受け取るとき、「もらう」を使います。
(黒板に書く)
> 僕は [人] に/から [もの] を もらいます。
「に」も「から」も使えます。
人から受け取るとき → に
組織・場所から受け取るとき → から(より自然)
(例文1つ目)
> 僕はケンジさんにプレゼントをもらいました。
ケンジさん → 僕。僕が受け取っています。「もらう」。
(例文2つ目)
> ルーカスさんはお父さんからお小遣いをもらいました。
「から」を使っています。お父さんから受け取った。
(例文3つ目)
> 会社から賞をもらいました。
会社は組織です。だから「から」。
(ここが一番大事なポイント)
同じ場面。でも言い方が2つあります。
(スライド)
> マリアさんは僕にチョコレートをあげました。
> → 僕はマリアさんにチョコレートをもらいました。
同じ場面です。
マリアさんが主語 → あげる
僕が主語 → もらう
誰が話すか、で動詞が変わります。
ちなみに。
「マリアさんは僕にチョコレートをあげました」は、文法的にはOKです。
でも、自分が受け取るとき、日本語では別の動詞の方が自然です。
それが……3つ目の矢印です。
…英語は「give」と「receive」が別々。
日本語も同じです。
でも日本語は、さらに「誰が主語か」が大切です。
これが「矢印の向き」です。
[6:30 - 9:30 矢印③:くれる — この動画の山場]
(スライド:「矢印③ くれる」)
最後の矢印。そしてこれが一番大事です。
くれる = 相手から自分への矢印。
「あげる」に似ています。でも、全くちがいます。
(問題を出す)
もう一度、フックの文を見てください。
(スライド)
> ❌ マリアさんは僕にプレゼントをあげました。
どうしておかしいですか?
「あげる」は「外向きの矢印」です。
でも、この文では、マリアさんが僕にプレゼントをくれています。
矢印は僕に向かっています。
だから「あげる」は使えません。
「あげる」を使うと、まるで話し手がマリアさんになった感じがします。
日本語の話者には、とても不自然に聞こえます。
正しい文を見てください。
(スライド)
> ✅ マリアさんは僕にプレゼントをくれました。
自然です。完璧です。
(黒板に書く)
> [人] は 僕/[家族] に [もの] を くれます。
ポイント:
- 主語は相手
- 受け取るのは僕、または僕の家族
(例文1つ目)
> マリアさんは僕に本をくれました。
マリアさん → 僕。自分への矢印。「くれる」。
(例文2つ目)
> おばあちゃんは僕にセーターをくれました。
おばあちゃん → 僕。「くれる」。
(例文3つ目)
> 友達が僕の妹にお菓子をくれました。
「僕の妹」も「くれる」でOKです。
僕の家族への矢印も、「くれる」を使います。
(まとめの核心)
「あげる」と「くれる」のちがい、もう一度。
(スライド:2つの矢印を並べる)
`
あげる:僕 → マリアさん (僕が動く)
くれる:マリアさん → 僕 (マリアさんが動く、僕に向かう)
`
「あげる」は自分が動くとき。
「くれる」は相手が動いて、自分に向かうとき。
これだけです。
[9:30 - 11:00 まとめ]
(矢印図を再表示)
今日の3つの矢印、もう一度。
(ひとつずつ強調)
`
あげる:僕 → あなた(自分から外へ)
もらう:僕 ← あなた(受け取り手が主語)
くれる: → 僕(自分への矢印・特別)
`
1行で言います。
> 「矢印の向きで、動詞が決まります。」
(口頭練習)
(視聴者に答えてもらう)
問題1:
「僕は田中さんに花を__。」
(僕 → 田中さん)
…正解は?
あげました。
問題2:
「田中さんは僕に花を__。」
(田中さん → 僕)
…正解は?
くれました。
問題3:
「僕は田中さんに花を__。」
(受け取った、僕が主語)
…正解は?
もらいました。
(次回予告)
次は……この「くれる」に「て形」をつけます。
「本をくれました」だけじゃなく、
「本を読んでくれました」も言えるようになります。
第12弾でお会いしましょう。
[11:00 - 11:30 CTA]
もっと日本語を話したい方へ。
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体験レッスンもあります。
(画面にURL表示)
👉 https://preply.in/KEIGO6JA2616977010?ts=17664990
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また次の動画でお会いしましょう。さようなら。
改訂:Claude Code(2026-03-08)— 第5弾スタイル準拠
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