- はじめに
- あげる:自分(じぶん)から外(そと)へ
- 矢印(やじるし)の向き(むき)
- 助詞(じょし)を確認(かくにん)
- 例文(れいぶん)
- 大事(だいじ)なルール
- もらう:受け取り(うけとり)手の(ての)視点(してん)
- 矢印(やじるし)の向き(むき)
- 助詞(じょし):「に」と「から」
- 例文(れいぶん)
- あげる vs もらう:同じ(おなじ)場面(ばめん)、違う(ちがう)視点(してん)
- くれる:相手(あいて)から自分(じぶん)へ(一番大事(いちばんだいじ)!)
- 矢印(やじるし)の向き(むき)
- なぜ「あげる」は使え(つかえ)ないのか
- 「自分(じぶん)側(がわ)」とは?
- 例文(れいぶん)
- 3つの矢印(やじるし)まとめ
- もらう vs くれるの違い(ちがい)
- 練習問題(れんしゅうもんだい)
- 問題(もんだい)1
- 問題(もんだい)2
- 問題(もんだい)3
- 🎓 もっと練習(れんしゅう)したい方(ほう)へ
はじめに
誕生日(たんじょうび)パーティーがあります。友達(ともだち)がプレゼントをくれました。日本語(にほんご)で言い(いい)たいです。でも……どの動詞(どうし)を使い(つかい)ますか?「あげる」?「もらう」?「くれる」?
3つとも、プレゼントの話(はなし)ができます。でも使い方(つかいかた)がちがいます。
「マリアさんは僕(ぼく)にプレゼントをあげました。」……おかしいですね。マリアさんがプレゼントをくれたのに、「あげました」。どうして間違い(まちがい)なのか、今日(きょう)わかります。
キーワードは、「矢印(やじるし)の向き(むき)」 です。この矢印(やじるし)を覚え(おぼえ)たら、3つとも完璧(かんぺき)になります。
あげる:自分(じぶん)から外(そと)へ もらう:受け取り(うけとり)手の(ての)視点(してん) くれる:相手(あいて)から自分(じぶん)へ(一番大事(いちばんだいじ)!) 3つの矢印(やじるし)の比較(ひかく) 練習問題(れんしゅうもんだい)
あげる:自分(じぶん)から外(そと)へ
矢印(やじるし)の向き(むき)
あげる = 自分(じぶん) → 相手(あいて)(外向き(そとむき)の矢印(やじるし))
自分(じぶん)が主語(しゅご)で、誰か(だれか)に何か(なにか)をわたします。
助詞(じょし)を確認(かくにん)
- 「に」 = 相手(あいて)の人(にん)(わたす相手(あいて))
- 「を」 = わたすもの
例文(れいぶん)
僕は(ぼくは)マリアさんにチョコレートをあげました。 (僕 → マリアさん。外向きの矢印。)
タロウくんはお母さん(かあさん)に花(はな)をあげました。 (タロウくん → お母さん。外向きの矢印。)
友達(ともだち)に誕生日(たんじょうび)カードをあげました。 (「僕は」は省略できます。)
大事(だいじ)なルール
- 「あげる」は 「外向き(そとむき)に動く(うごく)人(にん)」が主語(しゅご)のときだけ 使い(つかい)ます
- 主語(しゅご)は「僕(ぼく)」だけじゃなく、誰(だれ)でもOK(矢印(やじるし)が外向き(そとむき)なら)
- 矢印(やじるし)が「自分(じぶん)に向か(むか)ってくる」とき、「あげる」は 使え(つかえ)ません
もらう:受け取り(うけとり)手の(ての)視点(してん)
矢印(やじるし)の向き(むき)
もらう = 相手(あいて) → 自分(じぶん)(自分(じぶん)が受け取る(うけとる)視点(してん))
自分(じぶん)が受け取る(うけとる)とき、「もらう」を使い(つかい)ます。
助詞(じょし):「に」と「から」
- 人(にん)から受け取る(うけとる)とき → 「に」(「から」も使え(つかえ)る)
- 組織(そしき)・場所(ばしょ)から受け取る(うけとる)とき → 「から」(より自然(しぜん))
例文(れいぶん)
僕は(ぼくは)ケンジさんにプレゼントをもらいました。 (ケンジさん → 僕。僕(ぼく)が受け取っ(うけとっ)ている。)
ルーカスさんはお父さん(とうさん)からお小遣い(こづかい)をもらいました。 (「から」を使っている。お父さんから受け取った。)
会社(かいしゃ)から賞(しょう)をもらいました。 (会社は組織。だから「から」。)
あげる vs もらう:同じ(おなじ)場面(ばめん)、違う(ちがう)視点(してん)
マリアさんは僕(ぼく)にチョコレートをあげました。(マリアさんが主語(しゅご)) 僕はマリアさんにチョコレートをもらいました。(僕が主語)
同じ(おなじ)場面(ばめん)ですが、誰が(だれが)話す(はなす)か で動詞(どうし)が変わり(かわり)ます。
くれる:相手(あいて)から自分(じぶん)へ(一番大事(いちばんだいじ)!)
矢印(やじるし)の向き(むき)
くれる = 相手(あいて) → 自分(じぶん)(自分(じぶん)への矢印(やじるし)・特別(とくべつ))
「あげる」に似て(にて)いますが、全く(まったく)ちがいます。
なぜ「あげる」は使え(つかえ)ないのか
フックの文(ぶん)をもう一度(いちど)見て(みて)ください:
✗「マリアさんは僕(ぼく)にプレゼントをあげました。」
「あげる」は「外向き(そとむき)の矢印(やじるし)」です。でもこの文(ぶん)では、矢印(やじるし)が僕(ぼく)に向か(むか)っています。だから「あげる」は使え(つかえ)ません。使う(つかう)と、まるで話し(はなし)手が(てが)マリアさんになった感じ(かんじ)がします。
正しい(ただしい)文(ぶん):
✓「マリアさんは僕(ぼく)にプレゼントをくれました。」
「自分(じぶん)側(がわ)」とは?
「くれる」の受け取り(うけとり)手(て)は「自分(じぶん)・自分(じぶん)側(がわ)」の人(にん)です。
- 自分(じぶん)側(がわ) = 僕(ぼく)、僕(ぼく)の家族(かぞく)……自分(じぶん)に近い(ちかい)人(にん)
例文(れいぶん)
マリアさんは僕(ぼく)に本(ほん)をくれました。 (マリアさん → 僕。自分への矢印。「くれる」。)
おばあちゃんは僕(ぼく)にセーターをくれました。 (おばあちゃん → 僕。「くれる」。)
友達(ともだち)が僕(ぼく)の妹(いもうと)にお菓子(かし)をくれました。 (「僕の妹」は僕の家族。「自分側」だから「くれる」。)
3つの矢印(やじるし)まとめ
動詞(どうし) | 矢印(やじるし)の向き(むき) | 主語(しゅご) | 使う(つかう)場面(ばめん) |
あげる | 自分(じぶん) → 相手(あいて) | 外向き(そとむき)に動く(うごく)人(にん) | 誰か(だれか)に何か(なにか)をわたすとき |
もらう | 相手(あいて) → 自分(じぶん) | 受け取る(うけとる)人(にん) | 自分(じぶん)が受け取る(うけとる)とき |
くれる | 相手(あいて) → 自分(じぶん) | 相手(あいて)(わたす人(にん)) | 相手(あいて)が自分(じぶん)・自分(じぶん)側(がわ)にわたすとき |
1行(ぎょう)で言い(いい)ます:「矢印(やじるし)の向き(むき)で、動詞(どうし)が決ま(きま)ります。」
もらう vs くれるの違い(ちがい)
友達(ともだち)は僕(ぼく)に本(ほん)をくれました。(友達(ともだち)が主語(しゅご)) 僕は友達に本をもらいました。(僕が主語)
意味(いみ)は同じ(おなじ)です。誰(だれ)の視点(してん)で話す(はなす)か、これだけがちがいます。
練習問題(れんしゅうもんだい)
問題(もんだい)1
「僕は(ぼくは)田中(たなか)さんに花(はな)を__。」(僕(ぼく) → 田中(たなか)さん)
問題(もんだい)2
「田中(たなか)さんは僕(ぼく)に花(はな)を__。」(田中(たなか)さん → 僕(ぼく))
問題(もんだい)3
「僕は(ぼくは)田中(たなか)さんに花(はな)を__。」(受け取っ(うけとっ)た、僕(ぼく)が主語(しゅご))
🎓 もっと練習(れんしゅう)したい方(ほう)へ
YouTubeでルールを学ん(まなん)だら、次(つぎ)は Preply で実際(じっさい)の会話(かいわ)練習(れんしゅう)をしましょう。「あげる・もらう・くれる」を本物(ほんもの)の場面(ばめん)で使え(つかえ)るように、一緒に(いっしょに)練習(れんしゅう)します。
レベル2(て形(かたち) + くれる)もお楽しみ(たのしみ)に!
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